広島銘菓で、宮島名物と言えばもみじまんじゅうがあります。もみじまんじゅうの発祥は、諸説ありますが初代内閣総理大臣・伊藤博文が宮島のお茶屋さんで休憩を取った時に、女性の店員の手がもみじのように美しいというのが始まりだそうです。
もみじ饅頭の豆知識:1つめは小倉百人一首にある短歌
「このたびは ぬさもとりあえず たむけやま もみじのにしき かみのまにまに」
かつて広島地域で、もみじまんじゅうのCMとして使われていましたが、実はこの短歌は広島を示したものではありません。宮島にある山は「弥山」、別名は「安芸の小富士」といい、手向山とは言わないです。2つ目はお店によってもみじまんじゅうを焼く金型や、生地のベースは全部違います。BSテレビ東京の番組「空から日本を見てみよう+ 広島・宮島」の回で放送されていて、筆者も広島に住んでいて初めて知ったことなのですが…まんじゅうの生地のベースはシフォンケーキのお店や、カステラを使っていたり、金型も中身を大きく入れるために葉脈をはっきり見せる型を使用しているなど…もみじまんじゅうは、実は奥が深いのです。
その中で宮島に本店を置く「やまだ屋」さん。
やまだ屋さんの特徴は中身がたっぷりつまっていてボリュームがある、おすすめのお店の一つです。
そのやまだ屋さんでは公式ホームページから予約すると手焼き体験ができます。
また、こちらも予約が必要ですが同じ廿日市市大野にある「おおのファクトリー」でも手焼き体験ができるほか、工場見学もできますよ。
moonriverに戻ったらもみじまんじゅうとコーヒーを手にしてみるのもいいかもしれないですね。