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パワースポット 大聖院巡り

    今回は、大聖院の紹介をしていきます。

    宮島桟橋から歩いて約30分、厳島神社からは約20分歩いたところにある大聖院は宮島最古のお寺です。
    弥山と同じ約1200年前に弘法大師・空海によって建立されました。
    皇室との関係深く、鳥羽天皇勅命の祈願道場として、また明治天皇行幸の際の宿泊先に、さらには秀吉が茶会を開いたこともある格式高いお寺です。
    勅鴈堂
    敷地内には一巡すれば四国八十八ヶ所と同じご利益があると言われる「御砂踏み道場」があり、胎内巡りをすることでさまざまな罪障が浄化されると言われています。
    御砂踏み道場
    大聖院を訪れると無数のお地蔵様が目に入りますが、そのひとつひとつで同じものはありません。
    特に有名なのは、耳に手を当てているお地蔵様で「愚痴聞き地蔵」と言って、観光客の愚痴を聞いてくれることが最大のご利益となるそうです。
    摩尼車(まにぐるま)とは側面や内部にお経が刻まれている仏具のことで、大聖院には入口の仁王門の石段と摩尼殿の階段部分にこの摩尼車が置かれています。
    回転させた数だけお経を唱えるのと同じ功徳があるとされています。
    大聖院の仁王門
    この摩尼殿の中にある「三鬼大権現」は弥山の守り神と言われている鬼の神様で、それぞれ福徳、知恵、幸福を司る化身と言われてます。
    大聖院はお寺ですが神仏習合の名残があり、三鬼大権現も仏が形を変えて日本に現れた化身と考えられています。

    大聖院で忘れてはならないのが、大師堂に安置されている一願大師。
    どんな願い事もひとつだけ叶えてくれるそうなので、なでながらお願いを強く念じましょう。
    だるま絵馬に願い事を書いて託すこともできます。勅願堂の奥にあります。
    また、大聖院の本堂であり、豊臣秀吉の念持仏とされる不動明王がご本尊として安置されています。
    大聖院で人気の「守り砂」というお守りには、このお不動様の前で祈祷された砂が使用されているのです。

    他にも御成門への階段で、帽子をかぶって喜怒哀楽それぞれの表情をした五百羅漢像も見てみましょう。
    観音堂の地下戒壇巡りをすると、心が浄化されますよ。
    五百羅漢像
    ■大聖院
    所在地:広島県廿日市市宮島町210

    moonriverに戻ったら、夕食の時間帯に差し掛かると思いますのでスーパーに寄って食材を買い、バーベキューグリルで調理も出来ますので皆さんでお楽しみください。

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