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英虞湾(あごわん)の幸をg,mgで食べよう

    g(グラム)、mg(ミリグラム)の庭から英虞湾の最も内陸部に近い一角が見えます。英虞湾というと、日本のリアス式海岸として有名で、様々な海の幸を育んでいる場所ですが、皆さんは御存知でしょうか。

    生産量が日本一で、年間を通じて英虞湾で最も水揚げされるものは、地元で「あおさ」と呼ばれる海藻です。食物繊維のほかに、カルシウムやビタミン群も豊富なこのあおさは、お味噌汁の具材としたり、天ぷらにします。

    英虞湾2

    英虞湾は、大きく湾口と湾内に分かれ、それぞれのポイントで釣れる魚が異なるそうです。例えば、湾口ではシロギスやベラ、アオリイカ、さらに湾口の外潮が入る根回りでは、夏から秋にかけてアジ、イサキ、マダイ、イナダ、カンパチなど、湾内ではクロダイ、カレイ、シーバスが釣れるそうです。それらの魚に加え、コショウダイ、カワハギ、マハタ、エイ、オニオコゼなどほかにも様々な魚が生息しているようです。触れると危険な魚もいるようで注意が必要です。

    アコヤガイ1

    また、波が穏やかな湾内は、山からの養分が豊富で、体内に真珠を産する「アコヤ貝」のエサとなるプランクトンが多く、日本の真珠養殖発祥の地としても知られます。アコヤ貝の貝柱は食べることもでき、天ぷら、炊き込みご飯、パスタなどの具材とすることが可能です。

    いろいろな英虞湾の幸を紹介しましたが、英虞湾を一周すると、他にもまだまだたくさんの海の幸が出てきそうですね。皆様も、g,mgに宿泊されましたら、英虞湾の幸を使った料理をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。レシピ今後、紹介していきたいと思います。

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