旅の思い出をデザインする

旅の思い出をデザインする

私たちは、宿を「ただ泊まる場所」とは考えていません。そこに流れる時間、交わされる言葉、溢れる笑顔、包まれる音、感じる香り、触れる風。
そのすべてが「思い出」となり、人生のどこかでふと思い出されるような「心に残る風景」をデザインしたいと考えています。

旅先で大切な人と過ごす一瞬。
それは、何気ない朝食の笑顔かもしれません。
あるいは、川のせせらぎの音に包まれて語り合う夜かもしれません。

Style-Hは、その一瞬一瞬を空間・光・香り・素材で包み込み、五感すべてで記憶に残る「体験のデザイン」を追求しています。

私たちが創るのは、建物ではなく時間のかたち。旅の中で生まれる「思い出の原風景」を、そっと支える存在でありたい。その想いが、私たちのすべての宿に流れています。

Guide

折り鶴を折ってみよう

    アイキャッチ・折り鶴

    広島といえば折り鶴ですよね。
    平和のシンボルとして、多くの国々で平和を願って
    折られています。

    広島と折り鶴の歴史は、佐々木禎子さん
    から始まります。
    1945年8月6日、広島市に原爆が投下されました。
    禎子さんは2歳のとき、黒い雨に打たれて
    被爆しました。
    禎子さんが12歳の時に、白血病を発症しました。
    ある日、千羽鶴がお見舞いに贈られたことをきっかけに
    「生きたい」という願いを込めて、薬包紙やお見舞いの
    品の包装紙等で1,300羽以上(推定)の鶴を折りました。
    彼女は闘病生活の中で、千羽鶴を折り続け
    「千羽鶴を折れば病気が治る」という日本の古い伝説に
    希望を託しました。
    禎子さんは最終的に亡くなってしまいましたが
    その折り鶴は平和の象徴として広く知られるように
    なりました。
    そして、広島平和記念公園にある、原爆の子の像に
    実際に折り鶴を奉納してみてください。
    (この像は佐々木禎子さんがモデルになりました。)
    折り鶴の子の像

    折り鶴に関連した施設として「おりづるタワー」
    があります。
    おりづるタワーは、広島市の中心部に位置
    (広島平和記念公園・原爆ドームの隣)にあります。
    2016年9月にオープンしました。
    高さは約50メートルで、そのデザインは折り鶴を
    モチーフにしており、建物全体が一羽の美しい折り鶴の
    形をしています。
    タワーの内部には、広島の歴史や文化を紹介する
    展示スペースがあり訪問者は戦争の記憶と共に、復興の
    歩みを学びながら知ることができます。
    おりづるタワー
    屋上展望台は、広島市内の素晴らしい景色を一望する
    ことができて、食事や休憩をしながら楽しめる
    スポットです。
    『今』の広島の音や匂いを感じる事が出来て、2つの
    世界遺産(平和記念公園・原爆ドーム)や、晴れた日には
    宮島の弥山(みせん)まで一望できます。
    特に夕暮れ時には美しい景色を見て楽しむことが
    できます。

    おりづるの壁は、平和への祈りを込めて折ったおりづる
    を壁に投入することができます。
    鶴を折りたい人は、誰でも簡単に参加すること
    ができます。
    ここでは、訪問者同士が思いを共有する場
    となっています。
    是非来場したら「おりづるの壁」に参加してみては
    いかがですか。

    所在地:広島県広島市中区大手町1丁目2−1
    ※定休日と休業日はホームページをご覧ください。
    折り鶴を作るmoonriverに行く道中に文具店などに立ち寄りおりがみ
    を買ってmoonrinverの静かな空気の中、平和と希望の
    象徴である折り心を込めて一羽一羽鶴を
    折ってみませんか?

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