私たちは、宿を「ただ泊まる場所」とは考えていません。そこに流れる時間、交わされる言葉、溢れる笑顔、包まれる音、感じる香り、触れる風。
そのすべてが「思い出」となり、人生のどこかでふと思い出されるような「心に残る風景」をデザインしたいと考えています。
旅先で大切な人と過ごす一瞬。
それは、何気ない朝食の笑顔かもしれません。
あるいは、川のせせらぎの音に包まれて語り合う夜かもしれません。
Style-Hは、その一瞬一瞬を空間・光・香り・素材で包み込み、五感すべてで記憶に残る「体験のデザイン」を追求しています。
私たちが創るのは、建物ではなく時間のかたち。旅の中で生まれる「思い出の原風景」を、そっと支える存在でありたい。その想いが、私たちのすべての宿に流れています。

広島と言えばお好み焼きです。広島風とつけると文句を言う人もいたりします。広島のお好み焼きの歴史は、戦後の復興期に物資が不足する中で、小麦粉と野菜を鉄板で焼いた料理として生まれました。小麦粉と具材を混ぜない「重ね焼き」で、中華麺やキャベツなどを入れるのが特徴です。
そのお好み焼き屋が集まる施設の1つが「お好み村」です。かつてお好み焼きの屋台が集まった場所が公園として整備される際にプレハブの屋台としてが始まり、現在はビルの中に約20店舗が集まっています。また広島市内には約2000件のお好み焼き屋があり、焼肉屋を探すより早いと地元民もいます。お店の暖簾には使用しているソースの名前が書いてあります。このソースによって、お好み焼きに特徴が出るともいわれています。お店を選ぶ際には、ソースを基準にするのも良いかもしれません。